122年前の皆既日食

いよいよ7月22日の日食の日が近づいてきました。当日のお天気が心配ですが、なんとか晴れることを祈りましょう!東京の場合は「皆既」ではなく、「部分」日食とのことですが、食分0.749ということは、約75%が黒くなるということなのでしょう。(東京での食の始め09:55:33、食の最大11:12:58、食の終わり12:30:20、by国立天文台

ところで、皆既日食が日本のどこかで観測できるチャンスは滅多にあることではありません。最も最近で1963年と46年前、そして次回も2035年9月2日の北陸・北関東などで見られる皆既日食ということで、あと26年待たねばなりません。せっかくの機会ですのでぜひ日食をたのしみましょう。

そんな中、「122年前の皆既日食の際、明治政府の呼びかけで市民が描いた太陽コロナのスケッチ約100枚が国立天文台(東京都三鷹市)で見つかった」というニュースがありました!

明治人が見た・・・市民のスケッチ100枚発見

原画の1枚は9月6日まで府中市郷土の森博物館で公開され、複製は今月末まで、国立天文台で見ることができるそうです。国際天文年の今年、次々と天文に親しむ機会が生まれていますね。明治の人たちのスケッチ、ぜひ実際に見てみたいものです。