[みたかあれこれ]七夕の日に、天文台に「三鷹市星と森と絵本の家」オープン

「絵本との出会いやさまざまな体験を通じて、子どもたちの知的好奇心や感受性をはぐくみ、人々が宇宙や自然、芸術文化に親しむ場となり、子どもたちが豊かに成長する地域文化の創造に寄与すること」を目的とした、星と森と絵本の家が本日、7月7日にオープンです!

さまざまな魅力にあふれたこの絵本の家ですが、オープンに際して、まずは建物の魅力をおしらせしましょう。
この建物は、1915(大正4)年に東京天文台(当時)の官舎として設計・建設された「旧1号官舎」を保存活用しています。三鷹市が、国立天文台から建物を譲り受け、敷地の無償提供を受けて整備したとのこと。「星と森と絵本の家」として生まれ変わり、文化財としての「保存」と、展示施設としての「活用」を両立しています。まだ実際に足を運んでいませんが、なんともほっとする空間にみえます。最近母校の歴史的建造物の取り壊しがニュースで話題になっていました。古い建物をただやみくもに保存すべきとは思いませんが、建物の社会的価値や建物をめぐる記憶や思い出を、皆で共有しながらこんな形で有効に使っていけたらと、改めて感じました。

広報みたかでも随時情報が掲載されています。こちらもご覧ください。
広報みたか2008.06.15発行NO.1381
広報みたか2009.07.05発行NO.1406

■利用案内開館時間 午前10時〜午後5時(入館は4時30分まで)休館日 火曜日、年末年始
※絵本の貸し出しは行っていません。7月下旬から、市立図書館(下連雀図書館を除く)に展示に関連した絵本を置く「星と森と絵本の家の本棚」を設けますので、ご利用ください。
※旧1号官舎棟では飲食はできません。昼食などを持参する方はホールをお使いください。
■アクセス大沢2-21-3(国立天文台三鷹キャンパス内)TEL39-3401・FAX39-3402 
バスをご利用の場合 「天文台前」または「天文台裏」下車(JR武蔵境駅から…小田急バス 境91 「狛江駅北口」行きで約15分、JR三鷹駅から…小田急バス鷹51 「調布駅北口」行きで約20分、京王線調布駅から…小田急バス 境91 「武蔵境駅南口」行き、小田急バス 鷹51 「三鷹駅」行き、京王バス 武91 「武蔵小金井駅」行きで、いずれも約15分)
※自転車でお越しの方は、星と森と絵本の家の駐輪場をご利用ください。駐車場はありませんので、自動車での来館はご遠慮ください。お体の不自由な方の自動車での来館希望などについては、事前にお知らせください。(以上、広報みたか2009年7月5日6・7面内容を転載)